2025年06月14日

空き家を売却・賃貸・活用するメリット・デメリット比較

〜後悔しないために、あなたに合った選択を〜
 

親から相続した実家や、住まなくなった家など、
「空き家」をどうするか?は、多くの方が直面する問題です。
売る? 貸す? 活用する? それともそのまま?
どの選択肢にもメリットとデメリットがあります。
 

この記事では、空き家の代表的な3つの選択肢、
「売却」「賃貸」「自分で活用(別荘・リフォーム・民泊など)」について、
それぞれのメリット・デメリットをわかりやすく比較します。

そもそも「空き家のまま放置」は一番NG

まず前提として、
空き家は放置すればするほどリスクとコストが増大します。

 ◆ 固定資産税・都市計画税は毎年かかる
 ◆ 雨漏り・シロアリ・倒壊などの劣化リスク
 ◆ ゴミの不法投棄や放火など、治安悪化の原因に
 ◆ 特定空家に指定されれば税金が最大6倍に…
 

つまり「今は使わないけどそのままでいいや」という選択は、
後回しにすると損になる可能性が高いのです。

選択肢1.空き家を「売却」する

▼ メリット

✅ 現金化でき、維持費から解放される
✅ 将来的なトラブル(共有・管理・相続)を早期に回避できる
✅ 管理の手間がなくなる
 

▼ デメリット

⚠ 思った価格で売れない場合がある
⚠ 解体やリフォームが必要な場合は費用が発生
⚠ 思い出がある家を手放す精神的なハードルがある
 

こんな人におすすめ
・維持や管理に手が回らない
・すぐに現金が必要
・将来子どもに相続させる予定がない

選択肢2.空き家を「賃貸に出す」

▼ メリット

✅ 家賃収入が得られる
✅ 固定資産税などの支払いにあてられる
✅ 売却よりも気軽で、「また戻って住む」ことも可能
 

▼ デメリット

⚠ リフォーム・修繕の初期投資が必要なことも
⚠ 借主とのトラブル対応(設備故障・滞納など)が発生する可能性
⚠ 空室リスクもある(田舎・築古の場合など)
 

こんな人におすすめ
・将来、また使う可能性がある
・相続人が複数いて、すぐに売る決断ができない
・副収入を得たいが管理にも対応できる人

選択肢3.空き家を「活用(リフォーム・別用途)」する

例えば・・・
□ セカンドハウス・別荘
□ 民泊やカフェなどの事業用
□ コミュニティスペースや貸し会議室

などの方法で、空き家を有効活用するケースも増えています。
 

▼ メリット

✅ 思い出のある家を残せる
✅ 地域貢献や独自の価値を生み出せる
✅ 工夫次第で収益化できる可能性も
 

▼ デメリット

⚠ 初期投資(リフォーム費用)がかかる
⚠ 管理・運営の手間が増える
⚠ 地域によっては活用できる需要がないことも
 

こんな人におすすめ
・家族や親戚がたまに使いたい
・DIYや古民家再生に興味がある
・地域活性化・事業的な活用を検討している方

最後に・・・

空き家の選択は「感情+合理性」でバランス良く判断を!

空き家の対応には「思い出」や「家族の意向」など、感情的な側面も多くあります。
でも、長く放置することで、負担・コスト・トラブルが増えるのも現実です。
 

まずは、今の状況・将来のビジョン・ご家族の意見を整理しながら、
専門家と一緒に「今できる最善の選択」を考えるのがベストです。
 
 
神戸市垂水区・西区・三木市・明石市におきまして、不動産の売却でご質問などございましたら、
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