2026年04月02日

共有名義不動産を売却するには?知っておきたい手続きと注意点 その1

「相続した実家が兄弟姉妹との共有名義になっている」
「夫婦共有名義の家を売却したい」

弊社では、このようなご相談をいただくことがあります。

共有名義の不動産は売却できますが、
単独名義の不動産とは異なり、いくつかの重要なポイントがあります。

そこで今回は、共有名義不動産を売却する方法と注意点について、全2話で解説します。

共有名義不動産とは?

前回のお話しと重複しますが、改めて・・・

共有名義とは、一つの不動産を複数人で所有している状態です。

例えば、
 ・兄と弟がそれぞれ2分の1ずつ所有
 ・夫が2分の1、妻が2分の1所有
 ・親子で共有している

といったケースがあります。

共有者それぞれが「持分」を所有していますが、
不動産そのものを自由に分割して使っているわけではありません。 

共有名義不動産は売却できる?

結論から言うと、共有名義不動産は売却できます。
ただし、不動産全体を売却する場合は共有者全員の同意が必要です。

例えば兄弟2人の共有名義の場合、
 「兄は売りたい」「弟は残したい」
という状況では、不動産全体を売却することはできません。
まずは共有者同士で十分に話し合いを行うことが重要です。

共有不動産を売却する方法

共有不動産を売却する方法は、次の3つです。

① 不動産全体を売却する

最も一般的な方法です。
共有者全員が売却に同意し、不動産会社へ依頼して買主を探します。

売却後は、それぞれの持分割合に応じて売却代金を分配します。
※売却時の経費も50%づつの負担となります。
 
例えば3,000万円で売却し、
 ・Aさん持分50%
 ・Bさん持分50%
であれば、それぞれ1,500万円ずつ受け取ることになります。

共有者全員の同意が得られるのであれば、
売却価格も高くなりやすいため、最もおすすめの方法といえます。

② 自分の持分だけ売却する

共有者全員の同意が得られない場合、
自分の持分だけを売却することも法律上は可能です。

しかし、持分だけを購入したい人は限られるため、
 ・売却価格が安くなりやすい
 ・買主が限定される
 ・トラブルになることもある

というデメリットがあります。

一般的には、共有者同士で話し合いを行い、
不動産全体を売却する方が望ましいケースが多いです。

③ 他の共有者に持分を買い取ってもらう

共有者の一人が不動産を利用したい場合には、
他の共有者の持分を買い取る方法があります。

例えば、
 「兄は住み続けたい」 「弟は現金化したい」
というケースでは、兄が弟の持分を買い取ることで単独所有にできます。

共有状態を解消できるため、将来のトラブル防止にもつながります。

では、次回、「売却前に確認しておきたいポイント」についてお話しさせていただきます。
神戸市垂水区・西区・三木市・明石市におきまして、不動産の売却でご質問などございましたら、
 『不動産のコンシェルジュ』までお気軽にお問合せください。

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