2024年11月28日

実家を相続した際の適切な対応って? その2

今回は、前回からの続きとなり、
テーマは、「実家にそのまま住む」か「実家には住まない」のどちらが良いのか?です。

実家を相続した場合、「そのまま住む」or「住まない」どっちがいい?

実家を相続した場合にどのような選択をするかは、
その時々の状況や相続人の考えや要望によります。

そのまま住む場合と住まない場合、
それぞれのメリットを比較してより考えや要望に沿う選択をしましょう。

実家にそのまま住むメリット

●家賃がかからない
実家にそのまま住むことによって家賃がかからず、
生活費の負担軽減に繋がります。

生活環境が変わらない
元々、親と同居していた場合などは、
今までと同じ生活環境で暮らせるというメリットがあります。

●使い勝手がいい
自分好みのリフォームが可能ですし、
一戸建の場合、将来的には解体して新築物件を建てることもできます。
※マンションの場合は、管理規約でリフォームに規制があることが多いのでご注意ください。 

実家に住まないメリット

●自分の都合に合わせて好きなところに住める
自分の好きな場所、家、間取に住めるというメリットがあります。

●売却や賃貸でお金に換えることができる
そのまま住まず、「空き家」となる場合、
様々な弊害が起きてしまいますので、
いずれにしても家の処分を検討しなければいけません。
そこで、「売却」か「貸す」かの選択となるのですが、
今後、利用する予定がないのであれば売却し、
今後、利用する可能性や収入の補填などの要望があれば貸すことを検討してみてください。

●固定資産税を回避できる
実家を売却すると固定資産税や修繕費の負担が無くなります。
※貸す場合は固定資産税の支払い義務が生じます。
次回、実家を相続する際に注意すべきポイントをお話しします。
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