2023年05月18日

不動産売却に伴う査定依頼時の注意点。  その②

不動産会社を選ぶポイント

売却を進めていくうえで、不動産会社選びは非常に重要です。
 
不動産会社を選ぶポイントは以下のとおりです。
・担当者の対応
・売却実績
 
なお、不動産会社を1社に決められない場合は、一般媒介契約で売却を進めていく方法もあります
以下で詳しくお話ししますので、今後の参考にご覧ください。

担当者の対応

多くの場合、査定担当者と営業担当者は同じです。
 
そして、その営業担当者自らが、“「購入検討者=未来の買主」の担当者”にもなります
 
囲い込みをしない会社の場合は、他不動産会社からの問合せの窓口にもなります
 
と言うことは、感じ(印象)の良し悪しや不動産営業の経験、立場(役職)、資格の有無、
言葉遣い、態度、知識、価値観など、
“購入検討者の目線から見た時のその担当者はどうか?”という視点を持つことも重要です。
 
そして、「訪問査定」は、依頼者自身による“営業担当者の面接”の機会とも言えます。
そのため、「訪問査定」においては、依頼者と面接官という2つの立場で担当者を見極めてください。

売却実績のある会社を選ぶ

実は、不動産会社といっても、「賃貸に強い会社」、「売買に強い会社」、「建築に強い会社」など、
会社によって得意分野は様々です。
 
売買に慣れていない不動産会社に依頼した場合、売り逃しにつながることもあるため注意が必要です。
なお、会社のHPなどを見れば、その会社の得意分野が確認できると思います。

あと、売却実績のある会社は、メインのHP以外にも売却専用のHPがあったり、
HP内のブログやコラムなどにおいて、売却に関する話題を主に取り扱っている傾向にあります。
そのため、不動産を売却する際には、事前にその辺りも確認しながら依頼してください。

最後に・・・

不動産売却では、3種類ある媒介契約(売却を依頼する際に不動産会社と交わす契約)から、
依頼者の希望に応じて選択~契約ができます。
 
初めて不動産売却を行う方は、不動産会社を1社に決めきれないという方も多いかもしれません。
 
そんな方におすすめなのが、「一般媒介契約」です。
一般媒介契約は、3種類ある媒介契約の中で最も自由度が高く、
複数の不動産会社に対して同時に売却を依頼することが可能です。

ただし、一般媒介契約の最大のデメリットは、“積極的に販売活動を行わない不動産会社が多い”という点です。
 
人件費や広告費などの固定経費が高い不動産会社において、そのような傾向が多く見受けられます
 
一般媒介契約で売却の依頼を検討する可能性が考えられる方の場合、
査定依頼の際には、その点も踏まえて、査定を依頼する不動産会社をご選択ください。
神戸市垂水区・西区・三木市・明石市におきまして、不動産の売却でご質問などございましたら、
 『不動産のコンシェルジュ』までお気軽にお問合せください。

売却や査定のご相談は、こちらまでお気軽にお問合せください。
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